「韓国・全州の家庭料理|パンチャン文化が教えてくれた豊かな食卓」
私が韓国・全州で暮らしていた頃、オモニの冷蔵庫にはいつも何種類ものパンチャン(韓国のおかず)が並んでいました。
シャキシャキとしたカクテギ(大根キムチ)、みずみずしいオイキムチ(きゅうりキムチ)、甘辛く煮込んだジャンジョリム(牛肉の甘辛煮)、そして味がしっかり染み込んだうずらの卵の煮物。
そのほかにも、季節ごとにさまざまなおかずが常備されていて、毎日の食卓はとてもにぎやかでした。
同じ食材でも「組み合わせ」で変わる韓国の食卓
「昨日と同じおかずかな?」と思っても、実は少しずつ組み合わせが変わっているだけで、まったく違う食卓に感じられる。
それが韓国の家庭料理の大きな魅力です。
ご飯とスープだけで完成する「整った食事」
韓国の家庭では、食事の準備はとてもシンプルです。
ご飯を炊く
スープを温める
冷蔵庫からパンチャンを並べる
たったこれだけで、あっという間に温かい家庭の食卓が完成します。
忙しい日でも、しっかりとした食事が整う仕組みがすでに暮らしの中にあるのです。
「全部作らなくていい」という安心感
この暮らしに触れたとき、私はとても大きな気づきを得ました。
それは、
「毎日すべてを一から作らなくても、家族においしいご飯を食べてもらえる」
ということです。
料理は頑張りすぎなくてもいい。
少しずつ作り置きしながら、無理なく整えていけばいい。
その考え方に出会えたことで、食事作りの気持ちがとても楽になりましたよ。
今の我が家にも受け継がれる韓国の知恵
この韓国・全州で学んだパンチャン文化は、今でも我が家の食卓に生きています。
作り置きを上手に取り入れることで、毎日の食事がぐっと楽になり、心にも余裕が生まれました。
韓国の家庭料理が教えてくれたのは、「手間を減らしても、豊かな食卓は作れる」という知恵だったのだと思います。
さあ、今日は何を作ろうかな?😉
この記事を書いた人
韓国人の夫との国際結婚をきっかけに、韓国の家庭料理や食文化を学んできました。
実際に訪れた場所や食べたものを、自分の体験をもとに紹介しています。

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